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日本にはさまざまな外来種の生物が生態系のバランスを悪くしています。
そのなかでも、外来カミキリである、クビアカツヤカミキリは桜や桃などを枯らす危険性があるといわれています。
そのため、家の庭、または農園などで、桃や桜などを育てていた場合、かれていたらクビアカツヤカミキリが原因の可能性が高いです。
このクビツヤカミキリを捕まえると500円もらえるそうです!なので今がチャンスです。
外来カミキリが桃や桜を枯らすクビアカツヤカミキリの生態と特徴
クビアカツヤカミキリの体長は約22~33mmぐらいあります。
全身が光沢のある黒い色と前の胸あたりが赤くなっています。
生息地は日本では現在、愛知県、東京都、大阪府、埼玉県、群馬県、栃木県、徳島県に分布されています。
また、繁殖力がとてもつよく、メス一匹で100~300個もの卵を産みます。
市街地や公園などの街路樹を主に好み、梅や桜、桃などに寄生し、そのせいで木が枯れることもあるために、
とても迷惑な外来種とされています。
そのために、クビアカツヤカミキリは特定外来生物と指定されています。
クビアカツヤカミキリの危険性とは?
桜や桃の天敵である、クビアカツヤカミキリはなんといっても桜や桃など木を腐らせること。
これは生態系にとっても人にとっても大きなダメージでしょう。
木に幼虫が侵入するとともに、根元などにフラスという幼虫の食べ残しの木くずがばらまかれるのです。
木にはフラスがばらまかれる穴ができて、一匹の幼虫だけでも木の被害の範囲はかなり広くなります。
なので、一本の木に数匹の幼虫が入るだけでも木が枯れてしまうこともありえます。
それだけ、危険なのです。
そのために、クビアカツヤカミキリは幼虫のうちに駆除・対処が必要ですが、それも難しいでしょうから、
成虫を見つけたら駆除をすることが大切です。
メス一匹で100~300個もの卵を産む繁殖力はとてつもない被害を生み出します。
クビアカツヤカミキリの注意点と駆除・対象方法とは?
クビアカツヤカミキリによる、樹木への被害はとてつもありません。
一匹か数匹だけいれば木を腐らせてしまいます。
それだけでもかなりの被害で、自然環境や人間の生活、生態系などに良くないことでしょう。
もしかすると、桜や桃や梅がこの世からなくなってしまう危険性だってあるのです。
そうしたらお花見もできなくなるでしょう。
そうならないためにも、クビアカツヤカミキリを見つけたら駆除が必要です。
いまは、クビアカツヤカミキリは特定外来生物と指定されていて、捕まえると500円もらえるそうです。
そのため、クビアカツヤカミキリを見つけたら必ず即座に駆除・対処することが大切です。
駆除対処の仕方ですが、そのまま捕まえるのもいいですが、木の中の幼虫退治の場合は専用のスプレーを使いましょう。
また、成虫のクビアカツヤカミキリを捕まえるのも同様に虫駆除用のスプレーで弱らせて駆除するか捕獲するなどして、対処するといいでしょう。